最近録音にハマっています。 現在自分の手元にある録音手段を整理してみました。 スマホ、録音機、PCが手段として可能です。 スマホや録音機は操作を迷うことはありません。 でも、PCについては準備しておかないとアタフタするでしょうから、 道具を揃える構想を立てました。 写真少な目です。 単純にアナログ・ミキサーの出力を録音するケースです。
難しそうな言葉が出てきますので、ご注意ください。 また、このお話はUbuntu20.04環境でのことですので、 ご了承ください。

PCで録音する必要あるの

今はデジタル録音機があるので、 ミキサーの出力をそのまま入れたら良いんです。 一番簡単です。 でもこれからは毎日そんなことを繰り返すことになりそうで、 咄嗟に予備機を使えるかどうかわかりません。 ですから、できる手段があるのなら用意しておくべきだと思います。

僕の場合PCはいつも手元にある状態ですので、 これに環境設定しておくのは、CP最高だと思います。

他のスマホとかでは

僕は廉価版スマホで満足しているので、 いつもストレージ不足の状態です。 こんな状態で1時間もwavファイルを録音できるかどうか。

PCに必要な機材は

録音が趣味でと思う僕は、 PCにオーディオ・インタフェースを付けます。

そして僕のPCのように、LINE入力がついていない時には、 必須の機材です。

オーディオ・インターフェースは、 アナログとデジタルの橋渡しをしてくれます。 つまり変換を双方向で行ってくれます。 この機材が録音・再生の性能を左右します。

USB接続のオーディオ・インタフェースが便利です。 予算的にはキツイですが、一つ付けておきましょう。

システムの設定メニューで選択して有効にします。

PCで録音するには

一般的にこのような方法があります。

  1. Audacityを使う
  2. ALSAを使う
  3. ALSAのラッパーであるSoXを使う

Audacityを使う

この場合はGUIで操作を行えますし、 情報量も多いので、最もお手軽です。 ソフトもUbuntuのパッケージとして提供されています。

ここは僕の趣味ですが、コマンド形式で使えるほうが、 シェルスクリプトなどで便利なので、構えて作業する際は遠慮してます。

録音よりは音源の編集で使うことが多いのです。

ALSAを使う

Advanced Linux Sound Architecture - Wikipedia と言うのが正式名称で、”あるさ”って発音してます。 Ubuntuの標準品で、必ず入っているのですが、少し使い難いと感じます。 あまりにもドライバーに近いソフトなんですね。

ALSAのラッパーであるSoXを使う

こんな記事を見つけました。

オープンソースのSoXとは

SoXはALSAのラッパーであると言っています。 ラッパーというのはソフトの業界では包み込んでるとか、 使っているとかの意味です。 あるいは拡張(機能的に)なんて意味もあります。

SoXを使うことによって、 ALSAの面倒くさいところ(色々と^^;)を回避することができます。 ここがポイントです。

SoXで録音するには

SoXを実際に使うにはどうすればいいでしょうか。

こんな記事を見つけました。

今更聞けない目的別soxの使い方 - Qiita

この中に”対となるrecコマンド”という記述があります。

再生(play)ができるなら、 録音もできるでしょという感覚は正解で、もちろん、 録音用のコマンドも提供されている

記事が再生(play)から書き始めているので、 こんな対比になっていますが、 このように入力すれば、簡単です。

$ rec -c 1 -r 16k output.wav trim 0 360

上記は、1チャンネル、サンプルレート16kHzで360秒、 wavファイルを録音するときのコマンド。 録音時間を指定できるのは以外と便利だったりする。

なお、上記の例で、mp3と拡張子を指定すれば、 mp3形式に変換しながら録音できます。

僕の考えている録音コマンドはこんな感じです。

$ rec -c 2 -r 24k -b 24 output.wav trim 0 360

SoXで再生するには

先ほど紹介した記事に中に”何気に優秀なplayコマンド”という記述があります。

今更聞けない目的別soxの使い方 - Qiita

Linuxなどで音楽や音声ファイルを再生するコマンドラインは、 alsa playerが有名だが、 soxを入れたときについてくるplayコマンドは、 soxの処理を入れながら再生することが出来るため、 ちょっと凝った処理をしたい場合に威力を発揮する。

play <input> trim <start> <end>

wav、mp3、oggなど、 僕が普通に使う形式は全部再生できます。

大抵はwavで録音してmp3に変換する手順です。

SoXの他の機能は

引用を頂いているこの記事に、 たくさん出ています。

雑音を減らすとかのお話は出てきませんが、 音源ファイルを取扱う上で、便利な機能です。

今更聞けない目的別soxの使い方 - Qiita

  • ”オーディオ形式の変換”:拡張子を変えるだけで変換します。
  • ”結合”:音源ファイルを結合します。
  • ”混合”:音源ファシルを混合します。
  • ”X倍再生”:スロー、高速に再生します。
  • ”トリミング”:音源ファイルの一部を取り出します。
  • ”正規化”:音源ファイルの音量を正規化します。

具体的な使用例として、 この記事を見つけました。

soxコマンドで音声ファイルを編集する10の例 アシアルブログ

結論

一気に書いてしまいましたが、 SoXで走ってみます。

CDのリッピング
CDからリッピングした音源を再生しています。ogg形式です。
デフォルトの録音
出力ファイル名だけを指定してrecすると、こんな感じになります。

意外と簡単に録音ができます。 スタジオ開設までは長い道のりです。