ブログを書く際にエディタを使用します。 僕がブログを書く際はPC環境で書いています。 PCのOSはUbuntuですので、 拒否反応が起こる方はこの先をご遠慮ください。
今回はそんなお話です。

Ubuntu日本語Remix版を使っています

Linuxの場合どのディストリを使うかに主張を感じます。 僕の場合は色んなディストリを使ってみて、 一番ストレス無く使えるものとしてUbuntu Japanese Team謹製の、 Ubuntu日本語Remix版を使っています。 LTS(Long Term Service)なので、 僕の版である20.04は2025年までサポートされます。

Xサーバーと日本語環境は組み込み済で、 すぐに日本語の入力がX環境で出来ます。

デスクトップ
ファイラーとターミナル、geditのウインドウを並べてみました。

最初はX無し

Linuxを使い始めた頃はXが動かなくて、 ターミナル画面で色々と勉強してました。

設定ファイルを弄る際には、 最初はviで編集してました。 設定ファイルをちょこっと直すだけではなくて、 ちょっとしたシェルスクリプトを書くために、 マニュアル本なんかを求めてその機能の深さを勉強したもんです。 日本語はまだ姿が見えない頃。 それでもサーバーソフトぐらいは実地に勉強できました。

やがて当然のようにAnother Oneとも言うべきemacsの存在を知ります。 エディタ機能だけではなく、 各種作業のプラットフォームになれる存在。 Xが動かんのでWebブラウザをテキスト形式で実行できるのが凄いと思った。 しかし、viとはまるで違うその操作性。 此方も本を求めて勉強したものです。

viとemacs、甲乙つけ難いところで、 仕事ではvi、趣味ではemacs初心者の生活が続きました。 仕事ではコンソールしか使わなかったのです。

Xが来た〜〜

そして2005年11月に、 Ubuntu Japanese TeamコミュニティがUbuntuに承認されました。 Xサーバーと日本語環境標準装備です。 個人使用する場合には一番安定している環境と思いました。

viもemacsも使えましたが、 標準品エディタとしてはnanoが入っていました。 nanoはみるみるうちに機能強化されて、 僕レベルでは問題なく使えると思ったのは、 設定ファイル、Ruby、Shell、テキストなどで散々利用した後でした。 以来nanoを使い続けることになりました。

最新機能強化版はsnap形式で提供されますが、 最初に着いてくるぐらいのもので十分です。 現在バージョン4.8です。

nano
ブログを書いている様子。

X環境は便利ですね

X環境でのテキスト編集では便利に使える機能があります。 エディタのコピー機能とは別に、 中ボタンでのコピーが使えるとかはよく使いますね。 ファイラーのメニューでカレント位置でターミナルを開いたり。 複数個開くターミナルを1個のウインドウにまとめておいたり。 コンソールだけの時代から考えると格段に便利です。

でもgeditも使っている

最後にgeditの話をしましょう。 X環境に着いてくるエディタという立ち位置ですが、 これが高機能なんです。 単純にメモを書きたい際にはこれを使っています。 実はこの原稿のメモもgeditで書いています。 ターミナル環境でガッツリ作業する際にはnanoで。 ぱっとメモを残す際はgeditでと使い分けています。

gedit
ブログメモを書いている様子。

何だかまとまりのない書き方になってしまいました。 そのうちにまた書きます。