1958年の生まれとか聞くLispプログラミング言語は僕の8歳年下になる。たくましく成長していくその間、僕ははなたれ小僧であった。1968年に電子計算機専門学校へ入学するまで、Lispに関する知識はゼロ。その後は何回か見聞きしているはずだが、全く触っていない。けど。
昔触ったことがあったんだ
でも、1981年にMac/SE30を購入した辺りから、UNIXに興味を持ち、やがてLispにたどり着いたのだった。それはScheme(Lisp)処理系をSE/30上で動作させたのが始まりだった。AIが第1時ブームになっていた頃だった。でも食いつき方が分らなかった僕はチョロチョロ弄りまわるだけで、何の成果も挙げられず、Lispの理解も進まなかった。仕舞には「残念だがシノギが最優先」とか言って逃げてしまった。この経験がトラウマになって、未だにEmacsを(Emacs Lispでマクロを書いている)使っていない原因の一部となっている。
焼けぼっくいが埋もれてた
自分でも気が付かないうちに染み付いていたんだろうか、先日のPodcastで「ゆるコンピュータ科学ラジオ」を流していたら、Lispについて話しているではないか。懐かしくて2回聴き直してしまった。なんとなく思い出してくるあの情熱。今でもbashを触っている僕だからか、埋もれていた焼けぼっくいに火がついたのだった。
これからどうしよう
- 新しきプログラミング言語を勉強するには、本やマニュアルを当たってからハンズオン!するしか無い。まずは軽い読み物(失礼!)を。「初めての人のためのLisp[増補改定版]」を選んだ。記述形式には好き嫌いがあるようだが、Lispに関する適度に深い話題が進行するという意味で、今の僕にはぴったりだと思う。 いまここだ。
- 次に僕のPCにCommon Lispをインストールする。僕はUbuntuなのでこれは簡単なことだ。’sudo apt install clisp’ぐらいで入ってくれる。
- Common Lispのマニュアルを買う。まだ決めていない。多分オライリーかな。日本語がしっかりしたのが欲しいのだが。
- ハンズオンしてお勉強。自分の思うように使えるように。所謂プログラミング言語のお勉強だ。
- なにかソフトを作ろうじゃないか。Rubyでやっていたような、実利あるアプリを作りたいな。
Lispと暮らす毎日
どうなっていくのか想像も付かないな。
楽しいことが起こるよう願っている。
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最初の一歩をこれで。

背景のオレンジ色がLispの系譜となる。
Lispは動的言語。

オレイリーの動物本は定番中の定番ですが、この動物は何?
この動物を見て、Lispの立ち位置が何となくわかろうというもの。

Visual Studioにおけるサンプルソース。
カッコが多いよねえ^^
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