音遊びで必要になるのが、音声インタフェースというもの。簡単にインターフェースとも言うね。要するに、PCへの音声入出力の機能を持つ機材だ。今秋はメモ程度にその働きを書き出す。
僕のPCはインテルのNUCで型番がNUC8i3BEK。第8世代のi3 Core搭載モデルだ。
PCには音源機能もあるが
確かに付いている。でもプアなので、高機能な音源機材(つまりインタフェース)を外付けで搭載するのが音遊びの基本だ。
- 音源再生については雑音を防げる:PC内部は結構雑音のもとで溢れているもの。一旦あるとなったら、もう防ぎようもない。そんな経験も持つ。
- 音声入力はインカム仕様の端子(つまり4極)から行うようになっている:この端子は音遊びの際には使いにくい。楽器からの入力を行えないからだ。
これらの欠点を補うのがインタフェースということになる。
- 音源再生に使える:評判ある再生性能。出力はモニター端子とRCA端子で取れる。PCへはデジタル出力も可能。
- 音声入力はマイクと楽器に対応。
- マイクはコンデンサーマイクにも対応(48V)、ゲイン調整可能
- 楽器はハイインピーダンスに対応 普通の出力を行う楽器にも対応
- LINEの入力もできる 楽器と交換で(カラオケ用)
PCのサウンド設定にて内部音源機能とUS-1×2を選べるので、US-1×2のデジタル出力と入力を選んでいる。音遊びをこれでやらないときにはPCの音声をUS-1×2にて再生し、パワードスピーカーへ出している。つまり普通の音源ボードだな。
前面の端子とコントロールについて

これが現状。LEDランプが眩しいので絆創膏を貼っているのはご愛嬌。左から。
- 電源インディケーター:電源投入とコンデンサーマイク用ファンタム電源(48V)投入時にオレンジ色で点灯する。絆創膏越しで丁度よい照度だ。
- IN1
- マイク用端子:MM型マイクとコンデンサー型マイクを接続する。ご存知のように、コンデンサー型マイクの場合にはファンタム電源が必要なので、要注意だ。
- SIGインディケーター:IN1に信号(-32dBFS以上)あれば緑に点灯する
- PEAKインディケーター:IN1への信号(-1dBFS以上)が歪む直前から緑に点灯する
- GAINつまみ:IN1の入力レベルを調節する
- IN2
- 入力端子:TRS標準ジャック 広く電子楽器やLINEの入力を行う
- SIGインディケーター:IN2に信号(-32dBFS以上)あれば緑に点灯する
- PEAKインディケーター:IN2への信号(-1dBFS以上)が歪む直前から緑に点灯する
- GAINつまみ:IN2の入力レベルを調節する
- LINE/INSTスイッチ:入力端子へ接続するソースについて設定する
- LINE側:電子楽器やオーディオ機器を入力する(電子ピアノとか)
- INST側:ハイインピーダンスな楽器(ギターのベースのプリアンプなし等)
- LINE OUT
- VOLつまみ:ステレオでの出力レベルを調整する
- PHONES
- 端子:ステレオ標準フォンジャック LINE OUTの出力をモニターできる 今はここからスピーカーへ音声を出している
- VOLつまみ:ヘッドフォンへの出力レベルを調整する
例えば楽器のトラックを録音する際は
多重録音しているので、ある楽器を1本のトラックに録音することを考える。
使うソフトはフリーの勇者Audacityだ。
Audacityにおいて、もう取れているあるいは、用意してあるトラックの再生と、新規録音を同時に行うよう設定する。これができるのが凄い。
何回かモニターした後に、他のトラックに合わせて、あるいは楽譜に忠実に楽器を、録音すれば良いだけ。もちろん、何回でもやり直しはOKだ。
チェックは関連するトラックの全てを再生してみればOK。
実はトラック取りは別の環境で行う予定
PCでやれば便利そうだが、場所が狭すぎる。楽器やらエフェクターやらミキサー、スピーカなどをできるだけ録音スタジオの構成に近づけるよう、他の環境を用意している。乞うご期待。
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